
講義スケジュール
Schedule
23日(金) | 24日(土) | 25日(日) | |
AM ① | JARTAトレーニング 講師:中野 崇 | 古典ヨガと現代ヨガ 講師:Kou | |
AM ② | Co-ordination 講師:倉持 江弥 | Calm the Monkey Mind 〜成長と課題〜 講師:真木 伸一 | |
PM ① | スポーツリズムトレーニング 講師:Ichi | Movement Literacy 講師:Masa | |
PM ② | 発達に基づく運動療法の ProgressionとRegression 講師:真木 伸一 | スポーツ動作の解体新書 講師:真木 伸一 | |
Night Session | 細胞を整えるセルフコンディショニング 講師:清水 結 | BBQ |
講義紹介
About
1月23日(金)
スポーツリズムトレーニング

講師:Ichi(池田 智美)
Key Message
スポーツリズムトレーニングは、楽しみながら運動パフォーマンスを上げてくれる全年代に適応できる素晴らしいコンテンツである
「できる」「できない」と評価してしまう前に、「体を動かすって楽しい!」そう感じてもらうこと。リズムトレーニングをお伝えする際、私が最も大切にしてきたポイントです。そのためには、最初は少し混乱しながらでも、徐々に自分の身体を思い通りにコントロールする感覚が育っていくことを体験してもらうことが重要です。その体験が、あらゆるスポーツ動作の土台を作り、同時に障害予防や転倒予防にもつながる力を養います。
スポーツリズムトレーニングは、リズムを手がかりに運動パフォーマンスを高め、「見て、聞いて、感じて、考えて、動く」身体づくり、脳の活性化を促す楽しいトレーニングです。音楽に合わせながらリズムの感度を上げ、筋肉の収縮と弛緩を学習し、さらに、仲間とリズムを合わせて動く中で、協調性や集中力、自己肯定感も育まれます。
子供から高齢者まで、すべての年代の生活の質を支えてくれるスポーツリズムトレーニング。このレクチャーでは、そんな「楽しい」が生まれる瞬間を、皆さんと一緒に感じていきたいと思います!
発達に基づく運動療法のProgressionとRegression(変更の可能性あり)

講師:真木 伸一(変更の可能性あり)
Key Message
運動の難易度という変数を制御という観点から操作する事ができるようになる
セラピストが発達を学ぶ意義は多岐にわたります。人間が持つ機能や能力をまとめると、人間としての姿勢・動作・行為、人間としての知性・認知、人間としての感情・社会性の3つに概念化されると言われています。
人間らしさを象徴するこのような機能・能力の発達はそれぞれ独立して起こるわけではなく、相互に関連し合いながら育ってくるものです。セラピストが対象とする眼の前の人を理解するうえで、どのように人としての機能や能力が獲得されてくるのか、という知識はベースになるものです。
運動療法を実施する際、より高次のレベルにある動作を獲得するためには、ベースにある機能の土台が整っていることが条件となります。もしベースがないと、その動作そのものは代償によって賄われることになり、非効率的で局所への応力集中を招き障害につながる構造があります。
そのような状態で生じた不調や痛みに対してセラピストはアプローチすることになるため、発達の理論に基づいてエクササイズのプログレッション・リグレッションが行える様になることで、しっかりと土台を整えたうえてより高いレベルの運動を提示することができるようになります。この機会に皆さんの持っているエクササイズバリエーションを整理して引き出しにしまえるようにしましょう。
細胞を整えるセルフコンディショニング

講師:清水 結
私たちの身体は60兆ともいわれる細胞からできています。細胞は毎日生まれ変わっています。細胞が生まれ変わるためには、必要な栄養が細胞に届かなければいけません。
細胞を元気にするにはどうすればよいのでしょうか?
なぜ不調になっているのか?
そもそも不調に気が付いていないかも?
必須栄養素と抗酸化についてもお話しできればと思います。
合宿の食事内容も可能な限りアドバイスさせていただきます。
食を通じて自分のコンディショニングについて考えるきっかけになってもらえれば嬉しいです。
1月24日(土)
JARTAトレーニング

講師:中野 崇
Key Message
身体操作トレーニングの実践を通して運動構造と心身未分を学ぶ
作成中
Co-ordination

講師:倉持 江弥
Key Message
環境の変化によって動きは成熟する
コオーディネーションとは、動きを調整して自分の体を思い通りに操れるようになるということだけが目的ではありません。コオーディネーションは「うまく動く」ための要因を分析し、動きの中で何が起こっているかを見極めるための思考の枠組みと言っていいでしょう。
行われている動作を局面ごとに分け、局面ごとの目的、局面と局面のつなぎを理解することで的確なアプローチが選択できるようになります。
「時間」「正確性」「複雑さ」「組織」「負荷」「変動性」といった6つの指標をコントロールすることで、生体内の機能や構造がダイナミックに変動し運動感覚が養われていきます。
様々なプレッシャーが降りかかる中で、いかに体をコントロール術を身につけるか。動きをつくり、動きをこわす。この繰り返しによって成長していく過程を体感してください。
Movement Literacy

講師:Masa
Key Message
【動作のセンス】は学習によって磨ける
皆様は「身体を動かすセンス」を言語化できますか?
怪我や不調の殆どは、身体の弱さや歪み、動作の悪い癖、そしてセンスや感性が不足する事から生じる動作戦略構築の不備などが原因になっています。したがって、状況判断力に優れ、身体を動かすセンスが高く、身体のコンディションが良ければ怪我のリスクは大きく減ると言えます。ただこの3つの要素のうち、身体を動かすセンスは 「才能」の一言で片付けられる事が多く、実際の鍛え方を知らずに苦労している指導者やアスリートが多く存在するのが現状です。
では身体を動かすセンスとは一体何を指していて、どう鍛えれば良いのでしょうか?ムーブメント・カルチャーの中には“ムーブメント・リテラシー”の概念が存在します。それは、動作や身体の情報を適切に認知・統合・分析し、改めて主体的な動作で表現して活用する能力です。
この講義では「意識の度合い」の調整や「Motor behavior」の理論を中心に、
- 力の動線に対する体内地図 (インターナルマッピング)の構築
- 環境・状況の中での行為の可能性に対する即興的な適応や瞬間的な動作戦略構築能力の養い方
を通してムーブメント・リテラシーを高めることで、身体を動かすセンスが身についていくという体験をしていただきます。
スポーツ動作の解体新書

講師:真木 伸一
Key Message
動作における中核を成す制御と操作可能な変数を⾒極めることができるようになること
スポーツの現場に⽴っている⽅なら、⼀度は「この動作は正しいのだろうか?」と疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。ここで問題となるのが、「正しい」とは何を基準にするのか、という点です。
それは「パフォーマンスが⾼いこと」なのか、それとも「⾝体への負担が少ないこと」なのか。
パフォーマンスの向上と障害予防を両⽴させるには、動作の効率性や経済性といった視点が⽋かせません。そして、こうした視点はバイオメカニクスの領域である程度解き明かされています。
ではなぜ、そのような効率的な動作を⽬の前の対象者は 「選択」していないのか。 ⼈にはそれぞれ固有の⾝体条件があり、その中で最適だと判断した運動を選び、実⾏しています。
こうした個体要因がもたらす問題を理解し修正していくには、「原理原則」と「代償」という⼆つの視点が不可⽋です。
今回のレクチャーでは、各講師が紹介するトレーニング⽅法を体系的にまとめ上げるとともに、原理原則を踏まえて、ヒトの⾝体構造に⽭盾のないスポーツ動作の核⼼を深く掘り下げていきたいと思います。
1月25日(日)
古典ヨガと現代ヨガ

講師:Kou
Key Message
心身の状態に気づき、ストレスや緊張に対応する力を高める「心の科学」を学ぶ
ヨガは本来、心の静けさを育むための「心の科学」です。
そのため古典的なヨガでは、ゆっくりとした動きの中で体感覚に意識を向け、内面の安定を目指します。一方、長い歴史の中で多様な流派が生まれた現代のヨガでは、動き続けるスタイルが主流となっています。動きに集中することで、思考が静まりやすくなり、心を落ち着けたい方にとって良い入り口となるでしょう。ただし、常に動いていると心も落ち着かず、深い静けさに至らないこともあります。
今回は、古典と現代、それぞれのヨガを学びます。両者の特徴やメリット・デメリットを理解することで、身体へのアプローチに加え、「心」への理解も深まっていきます。これは、緊張やストレスへの対応力を高め、ケアや指導においても大きな助けとなると思います。
ヨガを通じて、自身の心身の状態に気づき、それを客観的に見つめる力を育むきっかけづくり。そんな小さな宝物をお渡しできたら幸いです。
Calm the Monkey Mind(成長と課題)

講師:真木 伸一, Kou, 倉持 江弥
Key Message
人生に深い集中と洞察を
昨年参加された皆様。W・I・Nを覚えていますか?
我々は常に「今」に集中する。
そう約束してあの空間から飛び出し、この一年でどのような変化がありましたか?
また、その変化をお互いに見せ会える場にお集まりください。
まだこのキャンプに参加したことがない皆様。
このキャンプは、日常から離れて、今の自分を見つめ直せる場でもあります。
周囲の仲間とふれあい、感じあい、高め合って、感謝が芽生える時間でもあります。
この時間を大切にして、我々はまた日常に戻ります。
ちょうど、猿がリングから飛び出して、躍動するように、みなさんもそれぞれの場所で生き生きと輝くように。
キャンプの最後に、今まで味わったことのない深い感謝と結び付きを覚えて、また自分の道を歩いていくことができるようになる時間を過ごしましょう。
Calm the Monkey Mind.
キャンプ詳細
Detail
開催概要
名 称 Monkey Mind Camp 2026
日 時 2025年1月23日(金)14時〜1月25日(日)13時
場 所 木更津スポーツヴィレッジ
〒292-0021千葉県木更津市有吉932
●JR東清川駅から徒歩20分
●袖ヶ浦IC出口から車で5分(駐車場完備)
講 師 真木 伸一
Masa
里 大輔
中野 崇
Ichi
清水 結
Kou
倉持 江弥
参加費 通常価格…128,000円
早割価格…99,000円(開催2ヶ月前の11月23日まで)

※早割特典
さらに早割特典として11月23日までにお申し込みいただいた方全員に、Monkey Mindのロゴ入りTシャツを1枚プレゼント!
サラッとした着心地と、どんな動きにも耐えるタフさで今回のキャンプにピッタリです。
ぜひこのTシャツを着て、充実したキャンプを楽しみましょう。
費用に含まれるもの
・23日(金)夕食+24日(土)朝食・昼食・夕食(BBQ)+25日(日)朝食
・2泊分の宿泊費
・全講義の受講料
・Tシャツ(早割でお申し込みの方)
ご持参いただきたいもの
・3日分の着替え(Tシャツ1枚は当日お渡しします)
・歯ブラシ、タオル、髭剃り、ドライヤーなど
・室内シューズ(講義は全て体育館で行われます)
・筆記用具など
施設にあるもの
・シャンプー、リンス、ボディソープ
・有料コインランドリー
キャンセルポリシー
・開催30日前から 参加費の50%
・開催14日前から 参加費の100%
詳しくは以下のキャンプ参加に関する同意書をご覧ください。
キャンプ参加に関する同意書